朝つらいあなたへ

私が昔、眠れなかった時に読んだ本です。
「朝、頭がぼーっとする」「二度寝をしてしまう」「夜、何度も目が覚める」このような「朝がつらい」症状は、健康、仕事、人間関係に影響を与える問題。ただ、こうした悩みも大半は「睡眠のリズムを一定にする」ことで、辛くなくなる。守るべきポイントは、就寝と起床の「時刻」を一定にすること。平日も週末も一定の時刻に起きる。これが第一歩。と書いてありました。私も寝つきが悪く、朝が苦手なのですが、朝早く起きる事を心がけましたら、寝つきも良くなりました。このポイントを守る事が大事だと再確認しました。
「ぐっすり眠るために、まずは早起きをする」という発想を持つべきだそうです。早起きをして、太陽の光を浴び体内時計のスイッチを入れる事が重要との事です。
朝がつらい状態というのは、朝がつらい→起きられない→仕事中・勉強中もだるい→ストレスがたまる→眠れない→朝がつらい、という悪循環から抜け出せなくなっている状態の様です。
人間にとって、「睡眠」は呼吸と同様に自然で、誰もが意識せずに行なっている事。ここに発見がありました。毎日の「いい睡眠」は、肉体的機能や精神のバランスをリセットして、正常に保つ大きな役割を果たしている。いい睡眠には、リセット機能がある様です。
本来人間は、1日を身体も頭もフル活動させる事で、夜はぐっすりと眠り、快適な朝を迎えるとういう生活リズムを持つ。このリズムはストレスを受けたり、不規則な生活を送ることで崩れる。これは結構共感しました。朝起きて頑張って日中過ごすと疲れて夜眠れる事がありました。
「最適な睡眠時間」には個人差があるようです。確かにショートスリパーやロングスリーパーがいるとこのことを聞いた事があります。長く睡眠を取る事が良いとは限らず、寝過ぎたため、頭がぼんやりする事もある。寝すぎると、夜眠れず朝起きづらくなるなるのは、共感できました。自分が心地よく生きていける睡眠時間が、理想の睡眠時間だと考える。との事です。この言葉は印象に残りました。
睡眠と脳の働きには密接な関係がある。睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠がある様です。レム睡眠は、記憶に深い関係がある。ノンレム睡眠は脳を休ませる為の睡眠である。レム睡眠中には、眼球が激しく動くやつですね。私が子供の頃、家族が寝ている時に、まぶたを開けてみたら、動いていたのを思い出しました。
脳を休ませリフレッシュするために、睡眠は必要不可欠。必要以上に眠ってしまった場合、深い睡眠は3〜4時間しか出現しないので、浅い睡眠になる。こうした寝過ぎの状態が続くと、睡眠が全体的に浅くなり、中途覚醒も増えて、睡眠の効率が下がる。私も自分の経験として、いつもよりたくさん寝ている時に、夜中にふと目が覚める事があります。これは寝過ぎたから浅い睡眠となり、中途覚醒として起こる事なのですね。
人の睡眠は、まずノンレム睡眠から始まり次にレム睡眠が出現、その二つを合わせると約90分の周期となり、その周期が一晩に4〜5回繰り返される。※ノンレム睡眠は、脳波の変化によって1〜4のステージがある。ステージ3と4は徐波(じょは)睡眠(深い眠り)。徐波睡眠という言葉を初めて聞きました。
徐波睡眠が出現するのは、周期の最初の2〜3回目まで。その後はほとんど浅い眠りだけとなり、徐々にレム睡眠の割合が増えて、最終的に目覚める。徐波睡眠は、大脳の休息に深く関係しているだけでなく、組織の修復や免疫機能を高める上でも、大きな役割を担う。との事でした。睡眠の仕組みを知る事で、対策がうてる様な気がします。健康にとっても睡眠はとても重要な要素だという事がわかりました。
たくさん悪夢を見るという事は、レム睡眠の時間が1日の中で増えてきている。つまり睡眠の質が悪くなっていると考える。悪夢を見ると最悪の目覚めになるし、夢で起こった事がとても心に残りつらい気持ちにもなってしまいます。私は悪夢を見たらよく夢占いをネットで検索して見ることにしています。こういうことなのかなと思えば、少しは辛くなくなります。
この本の中には、睡眠のチェックシートや、ぐっすり眠る人の良い習慣16種、朝方人間に生まれ変わる為の8つのテクニック、ケース別朝に弱い人の10の共通点なども書かれています。ぜひご覧ください。
私は、昔この本を眠れなかった時に読みました。それから、朝早く起きる努力をしたら、夜寝る時に眠くなるようになりました。しかし、ストレスが多かったりすると、それも叶わないかもしれません。その際は、心療内科を受診したほうがいい事もあるのではないかと思います。
出典(梶村尚史『「朝つらい」がなくなる本』三笠書房)

