「どうして私は頑張れないんだろう」それは、あなたの頭の中に何度も思い浮かんだ問いではないだろうか。毎日やるべき事に追われ、周りはみんな頑張っているように見えて、自分だけが取り残されているような気持ちになる。自分を責めてしまう日があったかもしれない。でも、それは本当に「あなたが怠けているから」だろうか。それとも、もしかすると、「心や体が、もう限界ですよ」と教えてくれているサインかもしれない。私も浪人時代、勉強ができなかった時は、「どうして僕はこんなにダメなんだろう」と悩んでいました。自分だけが一人周りの友達から取り残されているような気がしていました。「怠けている」と言っても遊びに行くわけでもなく、トラウマを思い出して勉強が嫌になっていました。そういう何も手につかない時は、水族館に行くことにしていました。トラウマには水中がいいという論文もあったので、そうしていました。何も手につかない時は、心のもう限界というサインだったのかもしれません。
「今日は全くやる気が出ない」「何をやっても手につかない」という日がある。でも、そうした日が続くと多くの人は「怠けている」「甘えている」と自分を責めてしまう。だが、本当にそうだろうか。「頑張れない」という状態は、ただの気分や根性の問題ではない。むしろそれは、あなたの内側で何かが限界に達しているサイン。まず、自分が頑張れないことに「理由がある」と認めることから全てが始まる。私は、浪人時代何も手につかない時に、「怠けている」と思ったこともありましたが、トラウマに関する本を読んでこれはトラウマのせいだと思っていました。カウンセリングを受けていて、そう言った原因(理由)がわかって認めていたので、自分を責めずに済んでいたと思います。
「こうしなければ」「もっとできるはず」との思い込みが、知らず知らずのうちに自分を追い込んでいることがある。仕事、人間関係、家庭、SNS…どこにいても「期待に応える」ことを求められる。そんな中で、自分の気持ちに蓋をして、常に頑張っていると、心は疲れ果てる。何に向かって頑張ればいいか分からない。そんな漠然とした状態では、気持ちはどんどん沈んでいく。かつて頑張ってもうまくいかなかった経験があると、行動そのものが怖くなる。これは「学習性無力感」と呼ばれるもので、一度傷ついた心が、守りに入ってしまっている。寝ても疲れがとれない、食欲がない、やたらと眠い。これらすべて、身体が「もう無理をしないで」と訴えているサイン。私は、親は「無理しなくていい」と言ってくれていたので、そこまで期待をかけられているという感じませんでしたが、自分の中では医学部に合格しなければならないというプレッシャーはずっとありました。それで何年もかけて合格したから、楽になりましたが、そこまでは勉強する中で挫折の連続でした。もう自分はこれ以上勉強しても、偏差値を上げられないのではないかと不安な日々でした。なので心が疲れ果てて、突然、朝全く起きれなくなったりしていました。そういう時は塾を休んで、水族館に行って勉強したりしていました。そして何度も挫折してもうダメかもしれないと学習性無力感を感じていたこともありましたが、続けていると偏差値に手応えを持てる時もありました。
そんな状態に気づいた時、まず「自分の内側を、紙に書き出す」ことが良い。責めるよりも、見つめてあげてほしい。「こんなに無理してたんだね」といたわってあげる。そうすることで、あなた自身が一番の味方になれる日が来る。私は、毎日自分の思いをメモ帳に書き出していました。誰の目にも触れるものでもないので、そのままありのままの思いをメモ帳に書き殴っていました。それを後で客観視すると、こんなに自分は思いを抱えていたのかとなり、無理しなくてもいいやと思えました。
「何もしない時間」は、本当に「怠け」なのか。それとも、それは回復という名の「必要な時間」だったのだろうか。現代人の多くが、休む事に対しての無意識の罪悪感を抱いている。しかし、自然界を思い出してほしい。植物は冬に葉を落とし、光合成もせずただ静かに春を待つ。クマは、冬眠し、動物たちは必要なときにしっかりと休む。それは、「次に動き出すため」に必要な時間だから。人間も同じ。常に生産し続けることは不可能。ずっと走り続ければどこかで倒れてしまう。「怠け」とは、「本当はやれるのに避けている」状態。「回復」とは、「エネルギーが枯渇していて、やりたくてもできない」状態。今できること。意識的に「何もしない」時間を取る。自然の中で過ごす。趣味や癒しの行動を「回復目的」で使う。デジタルデトックスを試す。私の場合は、何もしないというのが怖くてできません。何か余計なことを考えてしまい、自分を責めたりしてしまうからです。なので、常に何かやり続けています。何もすることがない時は、アニメを見たりして過ごしています。多分自分が走り続けた分のツケを考えないことによって遠ざけているのだと思います。そのやり方だと、「回復」はできていないのかもしれません。普通の動物は何もしない時間を持てているのかと考えると、意外と眠っているまたは、ぼーっとしている時間はあるのかもしれません。なので突然すごく食欲が湧いたり異変が起こっているのかもしれないです。このことを機に、何もしない時間を作るのもいいかなと思いましたが、私は今統合失調症を患っているので、何もしないと幻聴が聞こえてきます。なので、まだその時ではないのかもしれません。しかし友人とキャンプに行った時は、自然の中でとてもリラックスできて楽しかったので、またキャンプに行くのもいいかもしれません。
「また自分を責めてしまった」と気づけたあなたへ
頑張れなかったとき、思い通りにできなかったとき、人はとても簡単に、自分を責めてしまう。心は静かに、確実にすり減っていく。でもそれは、あなたが「弱い」からではない。むしろ「ちゃんとしよう」という心があるからこそ、そう感じてしまう。「自分を責める人」は、実は責任感が強くまじめで、他人に対しても思いやりを持っている人が多い。だからこそ、うまくいかなかったときに、その原因を自分に向けてしまう。でも、よく考えてみると、誰かが失敗したときにどのように接していたのか。優しく声をかけてきたのではないだろうか。その優しさを今こそ自分に向けるとき。私は、自分に厳しく他人に優しい人は、確かに真面目で責任感のある人だと思います。そういう性格の方こそ1人で抱え込みがちかと思います。意識しても、自分を責めることをやめられない人は、カウンセリングを受けて、そのことを話すことで少し楽になるかもしれません。私たちのNPOは3回まで無料でオンラインカウンセリングを実施しています。ぜひお試しくだされば、自分を責めてしまう原因やその対策が明らかになるかもしれません。悩みを1人で抱えて生きていくのはとても辛いことです。それをカウンセラーに話すことで、自分の中で頭の整理もつくと思います。1人で悩みを抱えている方も、カウンセリングを受けてみませんか?私たちは、いつでもお待ちしています。
自分の内側を紙に書き出すためのヒント(問いかけ)、自己批判を和らげる5つの視点も書かれていました。ぜひお読みください。
出典(礼城 進「頑張れない自分を受け入れる本」)